現実世界のモノや場所を自動認識するためにくくりつける固有識別番号(ID)が、ucodeです。
これをモノや場所にくくり付けるために、ucodeタグと呼ばれる、コンピュータから自動認識できるタグに格納します。
ucodeは識別番号という性質から、発行されたucodeの唯一性(uniqueness)を保つことが不可欠です。
つまり、世の中に同じucodeを付けられた対象が重複しません。
また、ucodeの割付対象が消滅したときは、ucodeも消滅します。
後から同じucodeを再利用することは行わず、一度使って消滅したucodeは欠番となります。
つまり、ucodeは空間方向への唯一性だけでなく、時間軸方向への唯一性も保障しています。
ucodeは、128ビット固定長の非常にシンプルな識別子で、そのモノや場所を認識することができるだけであり、そのモノや場所がどういう性質を持っているか、たとえば、モノであれば、色が何で、大きさや重さがどんなもので、商品であれば価格がいくらであるか、また場所であれば、その場所の住所は何かといった属性をucodeはまったく何も表していません。
こうした属性情報はタグに格納しているわけではなく、ネットワークの先にあるデータベースに格納する方式をとっています。
利用者は、モノや場所にくくり付けられたucodeを自動認識したら、そのucodeをキーとしてネットワークを介してデータベースに属性情報を問い合わせて取り出すのです。
こうしたしくみを、「ユビキタスIDアーキテクチャ」と呼んでいます。








