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ルネサスの「RX231 IoT-Engine」用「RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kit」を販売開始

ルネサスの「RX231 IoT-Engine」用「RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kit」を販売開始
ユーシーテクノロジ株式会社
〒141-0031 東京都品川区西五反田2-12-3
TEL 03-5437-2323 FAX 03-5437-2297
E-mail: contact@uctec.com
URL: www.uctec.com

ユーシーテクノロジ株式会社[1](東京都品川区 代表取締役:諸隈 立志)は、トロンフォーラム(東京都品川区、会長 :坂村健・東京大学教授)がオープンなIoT(Internet of Things:モノのインターネット)のための標準プラットフォームとして標準規格を定め、これに賛同する世界6カ国7社の半導体メーカが推進する「IoT-Engine」[2]の開発キットを製品化します。今回の製品は、ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)製のマイコンRX231を使用した「RX231 IoT-Engine」用の開発キット「RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kit」です。価格は198,000円(税別)で、2016年12月14日から販売を開始します。

ユーシーテクノロジでは、12月14日~16日に東京ミッドタウンで開催される2016 TRONシンポジウム(http://www.tronshow.org/)で本製品の紹介や展示を行います。

この開発キットには、「RX231 IoT-Engine」を搭載したIoT機器開発のための評価用ボード、Arduinoのセンサーシールド、ソフトウェアライブラリ、ソフトウェア開発環境、クラウドと接続するための920MHz 6LoWPANボーダールータが含まれます。「RX231 IoT-Engine」には、省電力の920MHzの無線モジュールが搭載されていて、6LoWPAN[3]により無線でボーダールータに接続し、LAN経由でクラウドに接続できます。これにより、各種センサーとクラウドが連携したIoT機器のアプリケーションを素早く開発することができます。

今回対応する「RX231 IoT-Engine」は、ルネサスのマイコンRX231を搭載しています。RX231は、DSP/FPUを強化したRXv2コアCPUと低消費電力技術の融合により、高い電力効率を実現した製品です。また、SDHI、CAN、USBなどの豊富な通信機能や、強固な鍵管理・暗号通信・改ざん検出機能による業界トップクラスのセキュリティ機能も備えており、処理性能/電力効率、通信、セキュリティといったIoTエッジデバイスに必要な機能を全て搭載しています。

IoT-Engineは、トロンフォーラム会長の坂村健が提唱している「アグリゲート・コンピューティング」(図1)の実現を容易にする、オープンなIoT機器開発のための標準プラットフォームです。トロンフォーラムで標準化を進めているクラウド連携環境「IoT-Aggregator」と接続することにより、異なるメーカのIoT製品がクラウド間の連携機能により、総体的に連動することができるようになります。

ユーシーテクノロジは、今後様々なマイコンメーカのIoT-Engine開発環境や関連した製品を開発・販売していくとともに、IoT-Aggregatorによるサービスやクラウド構築のコンサルティング業務なども提供していきます。

図1. アグリゲート・コンピューティング

図1. アグリゲート・コンピューティング

トロンフォーラム会長である坂村健(東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 所長)は次のように述べています。

「IoT-Engineは、アグリゲート・コンピューティングを実現するためにトロンフォーラムで標準規格を定めた、オープンなIoTのための標準プラットフォーム環境です。今回、ユーシーテクノロジ社が広く組込み機器で使われているルネサスのマイコンを搭載したRX231 IoT-Engineに対応するRX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kitを開発・販売したことにより、IoT-Engineが広く普及していくことを期待しています。」

また、今回対応する「RX231 IoT-Engine」を提供するルネサス エレクトロニクス株式会社 第二ソリューション事業本部 技師長 兼CTO室 技師長の長谷川 淳氏は次のように述べています。

「ルネサスは、IoTが普及し、市場がさらに活性化するためには、IoT-Engine のような標準プラットフォームがたいへん有効だと考えます。IoT-Engine に搭載されているRX231は、電力効率、通信機能、セキュリティ機能といったIoT に必要な機能・性能をすべて搭載していますので、今回、ユーシーテクノロジ社の開発キットにより、IoTエッジデバイスの開発が促進すると信じています。」

「RX231 IoT-Engine」の主な特長

ルネサス製マイコンRX231搭載
  • 高性能32ビットCPU RXv2コア:
    4.33 CoreMark/MHz、DSP/FPUを強化した独自開発のCPUコアにより優れた処理性能と高い電力効率を実現。
  • 豊富な通信インタフェース:
    SDHI、CAN、USBなどIoT化に必要な通信機能を複数搭載し、様々な機器との接続が可能。
  • Trusted Secure IP:
    AES暗号、暗号鍵管理、不正アクセス検出などセキュリティの3大要素CIAを満足するセキュリティ機能を搭載。
標準化されたコネクタ
  • 0.4mmピッチ100ピンコネクタ
  • マイコンの違いを吸収できる自由度を持たせた信号ピン割り当て
  • 低コスト・短期開発に有効なArduino互換I/O信号ピン割り当て
リアルタイムOS(RTOS)「UCT μT-Kernel2.0」を搭載
  • トロンフォーラムが公開している低消費電力対応のRTOSをベースに開発した「UCT μT-Kernel2.0」を搭載し、マルチタスクプログラミングによる高度な制御ロジックを容易に実装可能
「IoT-Aggregator」に接続可能クラウドサービス接続機能を搭載し、トロンフォーラムで標準化を進めているクラウド環境「IoT-Aggregator」に接続可能

    「RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kit」の主な特長

    小型・低消費電力を目指したWPAN(IEEE802.15.4) 無線を搭載
    • ARIB-STD-T108準拠920MHz帯(IEEE 802.15.4g)をサポート
    開発に必要なハードウェアとソフトウェアをオールインワンパッケージで提供
    • 導入したその日からIoT-Engineを使ったIoT機器の開発が可能
    • Arduinoの各種センサーを同梱
    UCT μT-Kernel2.0に加えてクラウドのWeb APIに親和性の高いCoAP、6LoWPANプロトコルを搭載しインターネット(IPv6)と無線PANのシームレスな結合を実現
    • 6LoWPANボーダールータでIoT-Engineをクラウドに直結可能
    • 簡単でわかりやすいAPI(UDP/CoAP)によりクラウド経由で制御可能
    価格
    • 198,000円(税別)
    発売日
    • 2016年12月14日

    RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kitの概要

    ハードウェア
    press161208-2
    • RX231 IoT-Engine
      • ルネサス エレクトロニクス製マイコン:RX231搭載
    • RFモジュール
      • 920MHz帯(IEEE 802.15.4g)をサポート
      • ユーシーテクノロジ製6LoWPANプロトコルスタックを搭載
    • IoT-Engine Evaluation Board
      • Arduino I/F、USBシリアル、LED、SWなどを搭載
      • Arduinoのセンサーを同梱(ジェスチャー(I2C)、水センサー(GPIO)、音センサー(ADC) 、LED (GPIO) )
    • 6LoWPANボーダールータ
      • 無線LANと無線PANを接続
    ソフトウェア
    • リアルタイムOS(RTOS)「UCT μT-Kernel2.0」
    • CS+環境設定ファイル
    • UCT 6LoWPANプロトコルスタックAPIライブラリ
      • 6LoWPAN HCI/UDP/CoAP
      • CoAP Server/Client Sample
    • パケットスニッファツール
    • 周辺I/Oドライバソフト(T-KernelドライバI/F準拠)
      • Arduino I/F ドライバ、シリアルドライバ
      • I2C ドライバ、A/D 変換ドライバ、GPIOドライバ
    • クラウド接続サンプルソフト
    • IoT-Engineでのソフトウェア開発ライセンス付属
      • 3ケ月の無償サポート付き。6ケ月毎で延長可能(有償)

    各種マニュアル

    開発環境は、ルネサス エレクトロニクス製CS+とE1エミュレータを購入ください。

    RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kit

    RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kit


    1. ユーシーテクノロジについて
      最先端のユビキタス・コンピューティング技術を適用した IoT分野へのソリューションをご提供致します。組込みシステムからシステム構築、コンテンツ制作まで様々なテクノロジやサービスをご提供致します。
      ホームページ: http://www.uctec.com/
    2. IoT-Engineについて
      IoT-Engineは、坂村健トロンフォーラム会長が提唱する「アグリゲート・コンピューティング」を実現するためにトロンフォーラムで標準規格を定めた、オープンなIoTのための標準プラットフォーム環境です。IoT-Engineの標準規格では、基板上のコネクタとMPUに搭載するオペレーティングシステム(OS)が定められているほか、インターネット上のクラウドサービスに接続する機能を必須要件とします。IoT-Engineに搭載するOSは、トロンフォーラムがオープンソースとして公開している「μT-Kernel」です。IoT-EngineはIoT-Aggregatorと呼ばれるクラウド側のプラットフォームと連携することで、エッジノード同士がクラウドでつながる「アグリゲート・コンピューティング」に基づいた次世代の情報処理システムの構成要素として機能します。このIoT-Engineに参加を表明している半導体メーカは2016年12月現在、東芝マイクロエレクトロニクス、ルネサス エレクトロニクス、Cypress、Imagination Technologies、Nuvoton Technology、NXP Semiconductors、STMicroelectronicsの7社です。
    3. 6LoWPANについて
      6LoWPANとはIPv6 over Low-power Wireless Personal Area Network(IPv6を利用した低消費電力な無線パーソナル・エリア・ネットワーク)の頭字語で、低消費電力な無線モジュールから構成されるネットワーク上で、IPv6を利用するための通信仕様の事を指します。このような無線モジュールから構成されるネットワークでは、本来のIPv6仕様を扱うと通信のオーバーヘッドが大きいことから6LoWPANと呼ばれる通信仕様がIETF(インターネット技術タスクフォース)によって標準化されています。6LoWPAN仕様をWPANに導入することによって、IoTを構築することができます。6LoWPANはIEEE 802.15.4規格の無線通信プロトコルを利用します。
    • 記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

    本リリースに関するお問い合わせ先

    • ユーシーテクノロジ株式会社(担当:山田、諸隈)
      Tel: 03-5437-2323
      E-mail: press@uctec.com

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