UCT μT-Kernel 2.0は、IEEE2050-2018標準に採用されたTRON仕様に基づくRTOSです。
NXP、STマイクロ、サイプレス、東芝、ルネサス、マイクロチップなどの最新マイコンに最適化したμT-Kernel 2.0の全ソースコードと各種サンプルプログラムなどをワンパッケージでご提供します。
特徴
- 最新のRTOS仕様に対応したRTOS
- トロンフォーラムが2013年12月に新たに仕様を策定したIoTやM2M、小規模リアルタイムシステムをターゲットとした「μT-Kernel 2.0 仕様」に対応
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NXP、STマイクロ、サイプレス、東芝、ルネサス、マイクロチップなどの最新マイコンに最適化したμT-Kernel 2.0の全ソースコードと各種サンプルプログラムなどをワンパッケージでご提供
- 最小構成は、ROM 7KBとRAM 1KBで動作
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各種ARM 純正開発環境に対応
- ARM純正開発環境「MDK-ARM」(μVision5)
- IARシステムズ 開発環境「EWARM」
- ルネサスエレクトロニクス「CS+」
- マイクロチップ「MPLAB X IDE」
- Eclipse/GCC
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最新のARM マイコンやRXマイコン、PIC32マイコンに最適化
対応マイコン
STマイクロエレクトロニクス STM32シリーズ 東芝デバイス&ストレージ TX03/04シリーズ ルネサス エレクトロニクス RZ/RXシリーズ NXP Semiconductors Kinetisシリーズ Cypress Semiconductor FM0+/3/4シリーズ Nuvoton Technology Nanoシリーズ Microchip Technology PIC32シリーズ ◆その他、各社製マイコンに順次対応予定 -
トロンフォーラムで公開しているμT-Kernel 2.00.00をベースに、μT-Kernel 2.0仕様に対応するように実装を拡張
- 最小構成は、ROM 7KBとRAM 1KBで動作
- 市販開発環境(KEIL/EWARM/CS+)に対応
評価版の開発環境も利用可能 -
OSとサンプルプログラムは全てソースコードで提供
- UCT μT-Kernel 2.0の全ソースコード
- サンプルアプリケーション
- サンプルドライバ(GDI/SDIライブラリを含む)
トロンフォーラムが公開するデバイスドライバ仕様に準じて実装しています。
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フルネットワークスタックやファイルシステムなどの各種UCTμT-Kernel2.0対応ミドルウェアを別途購入可能
- 有線ネットワーク(lwIPv2.0.2)、ファイルシステム(FatFs0.12c)、無線ネットワーク(6LoWPAN, CoAP)など
導入に最適な例
- リアルタイムOS を使ってみたい
- ソフトウェアの開発効率を上げたい
- 複数の人員で開発したい
- テストなどの検証をしっかりしたい
- ドライバソフトなどを標準仕様にしたい
- 動作確認済みの環境を入手したい
- マイコンの変更に合わせITRON仕様OSあるいは他のOSからμT-Kernelに変更したい
- 開発環境の初期投資を下げたい
- 手軽にTCP/IP を使いたい
- 海外展開を視野に入れ英文仕様書のあるリアルタイムOSにしたい
導入したその日から即開発可能
トロンフォーラムのWebページからμT-Kernelのリファレンスソースコードをダウンロードしてターゲットのマイコンに移植した場合、機種依存部の開発と調整に通常1ヵ月程度かかりますが、この時間を短縮できます。
T-Engine標準デバイスドライバ仕様に準拠した各種サンプルソフト(LANドライバやシリアルドライバなど)が付属しています。付属のサンプルドライバを参考にすることで、T-Kernel用の標準デバイスドライバを開発頂けます。
μITRONからの移行もスムーズで既存のソフト資産も流用できます。

UCT μT-Kernel 2.0カタログ

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