ユーシーテクノロジはオープンなIoTプラットフォーム「IoT-Engine」の開発キットを世界で初めて製品化しました。
IoT-Engine開発キットは、さまざまな機器をIoT化するプラットフォームです。キットでは無線モジュールを搭載したIoT-Engineを提供します。
IoT-Engine開発キット(無線モジュール搭載)の特徴
- 機器やセンサーに搭載し、クラウドサービスと直結するための無線PAN (Personal Area Network) 搭載のMCUモジュールを提供
- バッテリやエネルギーハーベストによる駆動を可能とする省電力無線IEEE802.15.4および省電力対応μT-Kernel 2.0を搭載
- IPv6インターネットおよびWebサービスと親和性を持つ、6LoWPAN、CoAPをサポート
- ⼩型の6LoWPANボーダルータと約50mの範囲に50台以上のIoT-Engineノードを無線接続(※920MHz帯を使⽤した場合。設置環境や通信頻度、データサイズにより変わります。)
- IoT-Aggregatorと連携して動作させることで、他のノードや、さまざまなサービスと連動
- IoT-Engineからクラウドまで、セキュア通信路により保護
IoT-Engine のハードウェア規格
- 無線を搭載した基板とMPUをつなぐコネクタおよび固定穴位置を規定
- 無線部:⼩基板をMPU基板に搭載する⽅式、またはMPU内蔵やMPU基板上に構成。
- IEEE802.15.4の無線周波数帯は、サブGHz帯UHFまたは2.4GHz(日本では、920MHz帯ARIB STD-T108準拠)
- IoT-Engineのコネクタは0.4mmピッチの100ピンで、MPUの部品側に実装
IoT-Engine 開発キット(無線モジュール搭載) のソフトウェア
- IoT-Engineは、現在規格策定中のIoT-Aggregator対応のライブラリを搭載
- OSは、μT-Kernel 2.0(μT2)
- ネットワーク層は、IPv6をWPANに乗せるために規格化された6LoWPAN
- トランスポート層はUDPやTCP
世界初製品化したユーシーテクノロジの「IoT-Engine」の開発キット
以下のキットは6LoWPAN開発のためのハードウェア (IoT-Engine本体、無線モジュール他) とソフトウェアを含みます。
6LoWPANについては、こちらをご覧ください。
開発キットラインアップ
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TX03 M367 IoT-Engine Starter Kit
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RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kit
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Nano120 IoT-Engine Starter Kit
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STM32L4 IoT-Engine Starter Kit


製品情報
開発キット | ハードウェア | ソフトウェア |
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TX03 M367 IoT-Engine Starter Kit マニュアル付属 |
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RX231 IoT-Engine Arduino Evaluation Kit マニュアル付属 開発環境は、ルネサスエレクトロニクス製CS+とE2エミュレータをご購入ください。 |
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Nano120 IoT-Engine Starter Kit マニュアル付属 |
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STM32L4 IoT-Engine Starter Kit マニュアル付属 |
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